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(闘病記のようなもの2)がんリスクの高い世代(?) [闘病]

 1950年代末、昭和30年代の半ばに私は生まれている。
 「団塊の世代」と「しらけ世代」をつなぐ曖昧な世代と言えるのでしょうか。
 我が国の高度経済成長期と私たちの世代の身体的な成長期は、完全に一致していると思われます。
 
 これは重要な要因だと私は思っています。
 公害や食品添加物に代表されるような有害物質が国内に撒き散らされ、規制などの対策が後追いを繰り返していた時代に身体的な成長を遂げたと言えます。
 すなわち有害物質を体内に充分に吸収しており、がんの一つや二つを発症しても不思議とは思われず、むしろ当然のことように考えていました。
 さらに喫煙習慣がついてからの年数×1日の喫煙本数の値は400をかるく突破し、発病するとしたら肺がんだろうと考えていた。

 肺以外のがん、それも血液のがんを発病するなどと言うことはまったく考えたこともなかった。
 実際のところ白血病の告知を受けたときに、それががんであるとは全く気がつかなかった。
 そればかりか治療説明を聞いた際に「抗がん剤」という言葉が入っていたことで、初めて自分が血液のがんであると気づいたほどだった。

 肺がんにしろ、血液のがんにしろ、その他の部位のがんであったとしても、高度経済成長の日本列島が最も汚れていたと思われる時代に身体的な成長した私たちの世代は、がん発病の可能性を、他の世代よりも多くはらんでいるのかも知れない。<がんリスクの高い世代(?)・了>



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